浮気調査の延長料金は、どのような仕組みですか？
浮気調査で延長料金が発生する条件とその金額について解説します。どんな時に浮気調査の調査時間を延長するのか
浮気調査を依頼して、実際に調査を行ってみると、最初に想定していた調査時間よりも時間が必要になるということは浮気調査ではよくあります。
浮気調査で想定していた時間よりも多く時間が必要となった場合、依頼者には２つの選択肢があります。
「浮気調査を当初の予定通りの時間で終わらせる」
「浮気調査を当初の予定を変更して延長料金を払って調査を継続する」
調査を終わらせるか、それとも延長料金を払って継続するかの２択です。
あと少しの時間があれば、浮気の証拠が取れるという状況では、延長料金を払ってでも浮気調査を継続する意味があると思います。
今回は、浮気調査を延長した場合の延長料金の仕組みについて解説したいと思います。
延長料金の仕組み
延長料金の仕組みはそこまで難しいものではありません。
浮気調査を依頼した興信所や料金プランによって、金額に若干の違いはありますが、おおむね注意すべきポイントは同じです。
浮気調査を依頼する際には、浮気調査の調査時間を延長することも想定して、契約時に延長料金の２つのポイントを確認してから調査を依頼するようにしてください。
延長料金の仕組みで、直接金額に影響するのが延長料金の時間単位です。
延長料金は、１５分、３０分、６０分というように、延長時間の最小単位があらかじめ決められています。
例えば、延長時間が１５分５，０００円の延長料金がかかるとした時、２時間４５分の調査を延長した場合。
１６５分 ÷ １５分 × ５,０００円 ＝ ５５,０００円
５５，０００円の延長料金を支払うことになります。
また、延長時間が６０分１２,０００円の延長料金がかかるとした時、２時間４５分の調査を延長した場合。
１６５分 ÷ ６０分 × １２,０００円 ＝ ５５,０００円
計算では５５,０００円ですが、実際に延長料金として支払う金額は６０,０００円となります。
なぜ、延長料金が１５分の場合と６０分の場合で同じにならないのかというと、延長時間の最小単位ごとに決まった延長料金を支払うため、最小単位が６０分の場合は、２時間４５分の延長時間でも実際には３時間の延長料金を払うことになります。
そのため、６０分単位で延長料金がかかるので、延長時間が２時間１５分の場合でも、６０,０００円の延長料金を支払うことになります。
延長料金はどのタイミングで発生するのかも事前に確認の必要があります。
何故なら、浮気調査の調査時間の延長を興信所の判断によって延長できてしまうと、いくらでも調査時間を延長することが可能となってしまいます。
そのため、悪質な業者は依頼者になんだかんだと言い訳をして、調査時間を延長し、その延長時間分の延長料金を請求するということができてしまいます。
このような事にならないためにも、延長料金が発生するタイミングは、依頼者の意思によって決めることができなくてはなりません。
どのような理由で浮気調査を延長する必要があるのか、浮気調査を延長する前に、事前の確認があり、依頼者がその理由に納得した場合に延長料金が発生する契約でないといけません。
延長料金を払ってでも浮気調査は継続するべき？
延長料金を払ってでも浮気調査を継続するべきかは、依頼者が判断します。
しかし、その浮気調査で延長してもいいものか判断するには、判断材料が少なくて依頼者が迷うということがよくあります。
判断材料が少なくて依頼者が迷うというのは、興信所が浮気調査の経過報告を怠っている可能性があります。
浮気調査の経過報告がきちんと行われていれば、調査状況に応じて延長が必要か不必要なのかを判断するのは難しいことではありません。
経過報告を行った時点で、興信所とも相談を繰り返しているはずです。
経過報告では、実際に調査を執り行った調査員から、調査対象者の行動から、現在集まっている証拠の数、残りの調査時間などが報告の内容となります。
これらの報告内容から、興信所の調査員の意見も合わせて、総合的に判断をして浮気調査を延長するべきか決めます。
浮気調査の状況によっては、一旦調査を打ち切ったほうが良い場合もあります。
調査対象者に目立った動きがなく、これ以上の調査を継続しても浮気の証拠を取れる確率が低いようであれば、延長料金を払って調査を継続しても意味がありません。
それよりも、一旦調査を打ち切り、後日調査対象者の動きが再び活発になってから、浮気調査を依頼したほうが、浮気調査にかかる費用の総額は安くなることがあります。
延長料金を払って調査を継続するかどうか、延長料金の仕組みがどうなっているかなど、浮気調査を依頼する際には事前の確認を行ってから浮気調査を依頼するようにしてください。
